中銀カプセルタワー

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Ginza , Tokyo , Japan


1950年代末〜70年代に盛んだったメタボリズムのコンセプトを具現化した代表的建築であり、メタボリズム・グループの代表的メンバーである黒川紀章氏の初期の代表作。
竣工から40年弱、交換可能な住居単位のカプセルが交換されたことはなく、メタボリズムが掲げた「新陳代謝」の考え方は、この建物では実行されていません。
一方で、建築や都市の持続可能性(サステイナブル・アーキテクチュア、サステイナブル・シティ)、コンパクトシティ、スマートシティ等、環境を意識した都市・建築の考え方が数年で次々と掲げられていますが、一つの歴史としてメタボリズムを知っておくことは必要なのかもしれません。
【DATA】

  • 所在地:東京都中央区銀座
  • 設計:黒川紀章建築都市設計事務所
  • 施工:大成建設
  • 竣工:1972年