会期が今週いっぱいとせまっていますが、写真を中心としたパネル展示、模型、図面等々、充実した展示です。坂倉氏の建築家としての実績はもちろん、土木構造物のデザイン、都市計画、工業デザインまで、多岐にわたる作品を一同に見ることができます。
標準化された高速道路のトールゲートや新宿西口広場など、私たちがいつも何気なく通り過ぎる場所にある坂倉氏の作品について、改めて考えるよい機会になりました。
今月いっぱい開催している汐留の展覧会も近々見に行く予定です。それにしても、こちらの美術館では、バックミンスター・フラー、ジャンプルーヴェ等々、見応えのある建築の展覧会がよく開催されます。
[建築家 坂倉準三展 モダニズムを生きる 人間、都市、空間]
2009年5月30日〜9月6日
神奈川県立近代美術館 鎌倉