2008年に国の登録有形文化財に指定されている賃貸ビル。
1926年竣工、鉄筋コンクリート造、地上5階、地下1階建。
リズミカルな窓割りに庇の水平線を基調としたシンプルなファサード全体をスクラッチタイルで被い、頂部をレリーフがあしらわれた大判タイルでまとめている。3~5階の両端に円形の窓を配することで外観が単調にならないよう配慮され、間口の広い左右対称なファサードは国際通りに存在感を示している。
国指定文化財等データベースによると、もともとは賃貸の共同住宅として建てられたものとのこと。現在は、1階が店舗、2階以上はアトリエやスタジオが入居し、賃貸ビルとして運営されてている。