和菓子処 むらこし

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Asahikawa , Hokkaido , Japan

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【DATA】

  • 住所:旭川市常盤町2丁目
  • 設計:不詳
  • 施工:不詳
  • 竣工:不詳

 旭川市の市街地から旭橋に北上したロータリーの近くに建つ、老舗の和菓子屋さんの店舗建築。いろいろと調べてみたのですが詳細は分かりません。お店の方にお聞きしたところ、もとから和菓子屋さんとして利用されていたのではないとのことです。
 昔ながらの和風の店構えを石積みの壁で挟みこんだ和洋折衷の何とも不思議なデザインで、側面の石積みの壁の上部に鍵型と北の文字を組合わせた屋号と思われるの彫刻が施されていますが、和菓子屋さんとして利用される前のものだと思われます。
 和風の意匠と両側の様式風の装飾との組合せは唐突ではありますが、不思議と違和感なくまとまっていて、小さい建物ながら堂々とした表情を見せています。
 この和菓子屋さん、昔ながらのつくり方を守っているというおまんじゅうが有名なようです。ちなみに私は大福をいただきました。甘すぎず懐かしい味でとてもおいしいです。旭川に行かれた際には是非。

和菓子処 むらこし」への6件のフィードバック

  1. QAZさんこんにちは。
    いつもコメントいただいてばかりで申し訳ないなぁ〜と思いながらきてみると、2−3日前にてきとーに付けた私のブログの題名で、もうリンク張ってくれてるじゃないですか!(^^)!嬉しくて感激してしまいます。
    さて、本題ですが、こういうシンメトリックな、建物を堂々と真正面からとらえた写真が結構好きです。その建物の足元のバス待ちのおばあちゃんがユーモラスで絶妙なアクセントになっていて、とてもいい感じです。
    この写真は何枚も撮られて、そのうちの一枚だと思いますし、わざわざバス待ちのおばあちゃんを構図の中に盛り込んだんですよね?北海道庁の写真も同様の意図があるような気がします。

  2. 鶴町三丁目さん、こんばんは。
    真正面からの建物写真、最近はまってるのですが、正直言ってまだまだ試行錯誤中です。今のところ、シフトレンズは使ってないのですが、欲しくなりますね。
    それと、建物を撮るときは、できるだけ人を入れたいと思ってるのですが、いつもバランスよく入ってくれるわけでもなく、シャッターを切るまで待ってる時間が長かったりします。上の写真の左側のおばあちゃんは、ラッキーでした。
    先日、ブログを拝見したところ再始動しそうだったのでさっそくリンク張らせてもらいました。これからもよろしくお願いします。

  3. はじめまして。
    ヨークシャーテリアのチーズの部屋というHPの管理者です。旭川在住です。昨日和菓子処むらこしさんのことを、チーズの部屋の雑記帳で紹介しました。ここをリンクさせていただきましたのでお知らせいたします。リンクがだめでしたら、すぐご連絡下さい。よろしくお願いいたします。

  4. チーズ母さん、おはようございます。
    リンク、大歓迎です。ありがとうございます。
    昨年、ひさしぶりに旭川に行ったのですが、
    いい町ですね。
    なかなか足を伸ばせませんが、また行きたいなあと思ってます。
    これからもよろしくお願いします。

  5. はじめましてこんにちは
    前にテレビでやっているのを観ましたが 大正時代に建てられて 製粉所のほか 花屋さんとして使われていたみたいですよ?
    NHKだったかな?
    あの屋号は製粉所の屋号らしいです!

  6. ちんみさん、こんばんは。
    この建物、大正生まれだったんですね。
    製粉所に花屋さんですか。そういうお話を聞くと、
    建物にとって、用途はつくられる時のきっかけではなっても、
    決定的なものではないのだなあと、つくづく感じさせられます。

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