文化遺産としてのモダニズム建築DOCOMOMO100選展

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  • 松下電工汐留ミュージアム(JR・東京メトロ・都営浅草線「新橋駅」、都営地下鉄「汐留駅」下車)
  • 期間2005年5月8日(日)まで
  • 開館時間:10:00〜18:00(入館17:30まで)
  • 入館料:一般500円/シニア(65歳以上)400円/高大生300円/小中生200円

 3月から汐留で行われている、DOCOMOMO JAPANによる近代建築100選の展覧会に行ってきました。


 DOCOMOMOとは、The Documentation and Consetvation of buildings, sites and neiborhoods of Modern Movementの略称。「モダン・ムーブメント(近代運動)やその理論的基盤であるモダニズム(近代主義)に歴史的価値を認めそれに関わる建物や資料を保存する意義を訴えることを目的とする国際組織」(DOCOMOMO JAPAN HPより)で、1988年にオランダで設立。現在、世界40ヶ国を超える国や地域が参加していて、日本組織は1998年より活動しています。
 展示は年代別にセクションが分けられて、それぞれの建物毎に解説、数枚の写真、図面を展示。各年代毎にいくつかの建物の模型も見ることができます。それぞれの資料は数枚ずつとはいえ、その数100ともなるとかなりのボリュームで、見応えのある充実した展覧会でした。
 100選の中には、いままであまり紹介されることがなかった地方の隠れた名建築、あまり一般に注目されない工場等の生産施設等が含まれており、これをきっかけに隠れた名建築の再評価も期待されます。
[DOCOMOMO JAPAN]